こんにちはブクメガです
このブログを読んでいる皆さんはどのような職業についているでしょうか?
私は医療職をやっています。
最近、コロナの影響もあって、忙しい毎日を過ごしていまして、なかなかブログの更新ができず、すみません!!
少しでも、皆さんのお役に立てるようにブログを更新していきますので、ぜひ今日の記事も楽しんでください。
今日紹介する本はこちらです
今日は4つ目の授業である「先に支払って、後で消費する」について解説していきます
お金の使い方について大切な考え方ですので、ぜひ参考にしてみてください
法則
1 先送りが消費を楽しくする
そもそも未来というのは不確実なものなので、私たちは未来に明るい光を当てて見がちですし、未来に常に注意を向け続けます。そのため、不確実な未来が完全なもののように感じられ、幸せな気持ちを感じやすくなるのです。
人は不確実性を好みます。それは人間に想像力があり、心の中で不確実なものについてシミュレーションができるからです。
また、人間は消費を先送りにするとポジティブな期待を膨らませる時間が生まれるので、お預けをくらうとその消費に対する喜びをさらに感じるようになるのです。
これはワシントン大学の実験で証明されています。この実験は大学生にチョコレートを渡し、すぐに食べるグループと、30分待ってから食べるグループに分けると、待ったグループの方がそうでないグループよりチョコレートを美味しく感じるというものでした。
では、支払った金額から最大の幸福を得られるのは、どのような場合でしょうか?
・先送りによって、消費経験についてポジティブな期待が膨らむような魅力的な詳細を見つける機会が提供され、さらにまつ間のワクワクする気持ちがより大きくなるようなとき
・未来の買い物について考えるとよだれが出るほど楽しみになり、最終的に消費した際の喜びが増す時。
・消費経験自体はかなり短時間で終わってしまう時。例えば、宇宙旅行などの場合、消費を先送りすることで、経験そのものよりももっと多くの喜びを引き出すことができる貴重な機会が得られる。
2 現在の威力が強い
先送りが消費を楽しくするということは分かりましたが、なぜ私たちは消費を先送りしようとしないのでしょうか
それは、「現在の威力」のせいです。
もしあなたがスターバックスのギフト券をもらえるとしたら、今もらえるのと、3ヶ月後に貰えるのとではどちらが嬉しいでしょうか?
多くの人は、今もらえる方が嬉しいと答えると思います。
このように人は現在を過大に評価してしまい、先送りの潜在的恩恵を感じにくくなるのです。
要するに、消費を先送りすると喜びは大きくなりますが、人々はいつも先送りすることの恩恵に気づくわけではなく、気づいてもその代価を払うことに躊躇するのです。
3 今支払うことに苦痛を感じる
私たちは現在ほど魅力的な時間はないと考えるため、消費を先に手に入れ、支払いを先に伸ばしたがります。
その典型例がクレジットカードです
クレジットカードには支払いの痛みを和らげる麻酔効果があります。実際に、クレジットカードを使用した場合と、使用していない場合ではクレジットカードを使用した場合の方が、支払い金額が多くなるという実験結果もあります。
もちろん、支払い金額をしっかりと把握して、負債がないように使用する分には全く問題がないのですが、もし借金を背負うようなことがあれば、借金を背負っているという陰鬱な影が喜びを覆い隠し、幸福を奪うことになります。
4 先に支払うことの効果
では、私たちはどのようにしたら消費することに多くの喜びを得られるでしょうか?
それは、先に支払うことです
もし、あなたがタクシーに乗っていたとしたら、メーターが気になり、その場の会話を楽しむとが難しくなります。しかし、先に定額支払って1日タクシーを貸し切った状態にすれば、タクシーでの会話をより楽しむことができるのです。
先に支払ってあとで消費することによって、私たちは遠い将来のことを考えられるようになり、自身の幸福のために賢い采配を震えるようになるのです
また、先に消費しておき、少し先の体験を買う(例えば高級エステや旅行など)とそれがご褒美の効果となり、間の時間を楽しめ、そしていざ支払いの時にもとうに支払いを済ましているという嬉しさを味わえます。
ですので、皆さんも何か買い物をするときには出来るだけ、先に支払いを行い、その恩恵を後から受け取るようにしてみてください!!
今日の記事も少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです
今日もありがとうございました
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